FC東京って強いんじゃない・・・。 J１第19節 セレッソ大阪 VS FC東京

そういえば試合後すぐに、これを一番に書こうと思ったんだった。

石神の無回転シュート。

試合を終わらせる役目も？あって２−０状態で石神が左サイドに入る。

いきなり、40mくらいで無謀なシュート。

そりゃ無理やろーって思った。

そして2回目のロングシュートはキーパーが弾いてゴールへこぼれ落ちる。

んー凄いアピールだなこれは。素直に凄いなって感じた。グッと来た。

石神の動画は見つからない。黒木も素晴らしいシュート。

とても見ごたえがあってイイ試合でした。

FC東京の交代選手が諦めないのが良かった。

11人対11人のままだったらもっと緊張感が高かっただろう。

結果は４−１でした。

いきなりセレッソは前の試合から修正してきた。

スタートから、マルチネス→家長ラインでのパス出しタイミングが早い。

家長が少しでもフリーならすぐにマルチネスがボールを渡す。

流石だなーなんて考えてる間もなく、サイドで一人抜いた家長からアドリアーノへピンポイントクロス。あっさり先制点。

アドリアーノはほんと決定力あるわ。叩きつけた。

この日はマルチネスと羽田のバランスが最高だった。

羽田がボランチの場合は３バック気味からのボール展開になって、マルチネスと３シャドーにも程よくスペースがあって動きやすそうだった。

アマラウも含めて相手の布陣に合わせて3人の組み合わせをすることもできそう。

にしても、羽田は玉離れが早いので、チャンスロスが少ないように思う。

のと、やっぱりど真ん中のポジションでコーチングできるというのは、ある意味日本人の利点でもるように見えた。

それからこの日は、清武のポジショニングですね。

常に周りを意識しながら、バイタルエリアの中でフリーにスーーっとなって、ボールを受けたらすぐにボールをフッと味方に繋いでいく。

まさにバイタルやん！

試合の中心に清武がいるように見える。

セレッソの強みはいろんな選手が試合毎にチームを引っ張りつつあることか。

それにしても、香川在籍中はほとんど試合に出れなくて、数試合でここまで上げてこれるというか、迷わず使ったクルピも凄いし、結果を出してる清武もすばらしい。

いやー2点目の小松のアシストまでの動きも良かった。

足が早いんじゃなくて、一瞬で身体をトップスピードに乗せるのがうまいんだと思う。

だから一瞬だけど身体半身分抜け出す、そしてリーチがある分余裕も出る。

この人も毎回コンディション整えてれば、レギュラーになれていいくらいのレベルだけどねえ。

まあ捕りたいチームもあるだろうな。

この試合では、セレッソは穴がなかったなー。

で、FC東京なんですけど、ほんとにイイ選手が揃ってますよね。

試合開始時点では、ポジションは置いといて穴がなく見えるなーって思って。

　　　　権田　
中村　今野　キム　松下
　　　森重　梶山
石川　　　　　　　徳永
　　　リカ　大黒

試合開始時点で、上のような感じ。

何で森重がボランチなの？今野がアドリアーノをマンマークするならわかるんだけど、そういうわけでもなかった。

まあ今年ほとんど初見のFC東京なのでいろいろあるんだと思います。

ただ、今野・中村・松下・森重が本来のポジションじゃないってのはやっぱりねえ・・。

で、前半真ん中くらいで、森重・今野がポジションチェンジ・・・。

ようわからん。

でも、FC東京は基本的に個々の能力が高いので、軽くペナルティーエリア前まで持っていけるんですよね。

だからリカルジーニョと大黒のシュート次第では、違う展開もあったと思うけど。

まあいきなり点を取られてリズムが崩れたのと、

森重・徳永がほとんど試合に絡めてなかったから、まあ、厳しい試合展開になっていた。

どう考えても、

　　　　権田　
中村　森重　キム　徳永　
　　　松下　今野
石川　　　　　　　大竹
　　　リカ　大黒

こんな感じのほうがいいと思うんだよなー。梶山は相変わらずボールが落ち着くけど、走れないので、試合のリズムを変えるタイミングで使うのも面白いような。本職のサイドバックも欲しい・・・。

で、結局森重が退場になって、後半2点目とられてグズグズになってしまったけど、交代で出てきた、平山・大竹・重松が、最後まで諦めない。だから試合が締まりました。

ただ一人少ないとはいえ、大竹がボランチ気味の配置では、あんまり交代の意味なかったような。一人で二人くらい押し切れるスピードを見せる展開にならなかったなー。

というわけで、噛み合えば凄い面白いサッカーを展開しそうだなと思わせてくれるFC東京でした。