J1 第12節 ヴィッセル神戸VSサンフレッチェ広島

まさかまさかの田中英雄のビューティフルゴールだった。。

でもまあ今考えると納得の流れではある。

はあーでもあれだけ後半押しまくっての負けは悔しいなー。

前半立ち上がりの広島は最悪のカタチ。

運動量で明らかに負けてる？というか、いつもよりポジションチェンジが少ないんだよなー。

森脇の上下動と、李の運動量ってやっぱり貴重なんだなと思わされる。

森崎浩司もなんやかんやで色々顔出してるもんだし。

李はディフェンス面でも不在感ありありだった。
なんやかんやでしっかりMFラインまで帰るし、獲られたら取り返しに行くから。そういう意味では、ムジリと高萩には物足りないものがある。

前半は神戸の方が広島よりワンタッチが多い展開。DF以外の6人はよく走ってるからパスの出し手も出しやすそう。

神戸は相手ボールになったらすぐチェイス。攻守切替早くて広島に速攻の機会を与えない。
これは攻めまくられた後半も意識高かった。

神戸の都倉は完全復活してた。この人ってやっぱりノリが大事なんだろうか。3月とエライ違い。まずボールが何とか収まるようになっている。後積極性もある。これでポポと小川で３トップにして大久保フリーマンになんかしたら結構大変なことになりそうだけど、小川とポポはスタメンじゃないってことはコンディション不足かいな。

あー森岡はやっぱりトップの選手ではない。
サイドかボランチで前を向ける場所でじっくり使ってあげてほしいけど。。まあボランチでは少し当たりが弱いかもしれんが、パートナーには汗かきタイプが揃ってるから余り心配ないと思うんだけど。

広島ではトミッチが文句なしのプレー。
ボランチでもリベロでも行ける感じ。ちょっとロングフィードがなかったので、ボランチの方がいいのかな。何にせよボランチの目処ついたのはデカイ。

トミッチはパスが丁寧だし、体も張れる。ミスらしいミスはほとんどないくらいの印象。これでミドルシュートをもっと積極的に打ってくれれば言う事ないか。ちょっと周りを活かそうしすぎな感じもした。

広島は後半、物凄い切替で鬼ポゼッション。
ただ、ムジリと高萩に預けて崩そうとするのはわかるんだけど、ちょっと中に集中しすぎで、混戦から抜け出せずシュートまで行けない。それでもあと一歩でゴールに届きそうなんだけど、これは神戸が一丸となって集中して隙を作らなかったのが素晴らしかった。。のかな。

ムジリはシュートに行かないのが読まれてる感もあった。
もうちょい強引に行っても。。。でもそこで針の穴突くからムジリなんでしょう。

何となく神戸も数回のカウンターを決め損ねてたし、広島もミドルシュートを打たないから、こぼれ玉から相手の陣形がズレてみたいな展開がなかった。後から考えると神戸が４−０くらいで勝っててもいいし、広島が３−１にしてもよかったようなそんな試合。

神戸は今のメンツなら森岡をやはり中盤に据えないと、タメを作れなくて押された時の逃げ場がない。大久保まで届ける存在がいると思う。

神戸が追加点できなかったのはシュートミスもあるけど、西川がこの日は２点は止めてた。ほんと後は飛び出しだけ。

崩せない中でも、３バックの位置に交替した石川はかなり仕事をした。ミキッチと二人で右サイドを崩していく。
途中まではミキッチ対神戸茂木さんは茂木さんがタイミングよく攻め上がることでミキッチを押さえ込んでたけど、試合の終盤には逆に石川が何度もオーバーラップで魅せた。ちょっと次の試合でも見てみたい選手。新しい武器になりえるか。

服部も緊急交替で入って存在感出してた。
この人も加地と同じで、するするっとタイミングで上がると自然とサイドチェンジが回ってくる雰囲気がある。何度も素晴らしいクロス供給。

佐藤寿人のトップスピードを始めて間近で観戦。
遠めに見ても早そうだったけど、実際後半になっても急激なギアチェンジを何度も。あれはDFはかなり注意してないとやられるのもわかる。

それにしても田中英雄。素晴らしいシュート。