JFL 第8節 町田ゼルビア VS 佐川印刷
宇治駅に降り立つ。サッカーの匂いはない。
そこから30分ほど歩くと太陽が丘の公園がある。太鼓の音…。
ほどなくして陸上競技場が現れた。外から丸見えやんか。
にしても、前に金沢でJFL入替戦見た時くらい人いるかも。は言い過ぎか。佐川印刷の社員さんかなあ。
で、ゼルビアサポーターいるよ。立って唱ってるよ。
小さい子供の声が目立つよ。
地元の少年サッカーチームの子達がやる気なくメガホン叩いてるよ。
しまいにはゼルビアの応援に合わせてた…。
なんか癒されるな。
まさかサッカー見に来て癒しをいただくとは。
これ千円は高いよ。せめて五百円にしたらもっと近所の人なんか来るん…来ないか。
試合全体的には去年見たFC岐阜くらいのレベルかなー。
中盤がないと言うかボールをキープする暇与えてくれないというか。
プレスを受けたらキープできないというか。
うまいことダイレクト三本パスが繋がればゴール前まで行ってチャンスになるかなというレベル。
ドリブルも前に進むけど振り切ってシュートまでというのはなかったかなー。
まあでも癒しもあって、なんか楽しめたし、
前半は佐川印刷が繋いで主導権、それをしのいで町田がカウンター、
そして次第に6:4に戻していくというような流れも見られて楽しめた。
なんやかんやでゴールが決まれば楽しいし。
あと何だろう、やっぱり町田にはJ2に一年で上がるぞっちゅう空気感があるのかな。
両チームともテクニックがないのはしょうがないとして、気の抜けたプレーみたいのはあんまりなかったかも。
あと、あれだ、いろんなとこで読むけど、Jリーグ狙うプロと企業実業団が戦ってるっちゅうのも何か違和感があってそれが非日常な感じもあったかも。
そこがいい。
スタンドでは皆が知り合い応援してる一方、グランドで相馬が審判のレベルにキレてるんだから。笑けてくる。
何か高校サッカーみたい。
相馬めちゃめちゃ前出て指示してる。
プレーアウトでふと気の抜けそうな瞬間、下がる必要ない!だもんね。
いやコーチの声もJFLなら聞けますよと。
まあ相馬の野心伝わってきてそれもいい。
ゼルビアは、うーんJリーグ行くっていう大人には見えない。
何か今を精一杯というか。
戦術は2トップという。結局個人の力が少しだけ相手より上なだけというようにも見える。このままどこまで行けるか楽しみでもある。
しかし両チームとも取ったり取られたりでしんどそう。三部リーグに普通にグランド真ん中でキープできる選手がいないところに日本のレベルを感じたような気もした。
天気はいいし、なんか良かった!
帰りに平等院鳳凰堂に立ち寄り。こちらも平安の趣。楓越しの風が心地よい。