アジアカップ初戦 日本VSヨルダン


試合に出ている遠藤を見て、よくやるよなあーと思いつつ。

終わってみれば、微妙な試合だったけれど、

試合スタート時のワクワク感は、ジーコジャパンの時依頼か。

いや、あの時よりも、こんなに穴のない(ボールの扱いに心配のない)11人の日本代表ってのも初めてな気がする。

ザッケローニは素晴らしいね。本当に上手い選手を起用してくれる。



唯一、今野と吉田のコンビネーションが気になったが、ほとんど怪しい場面がなかったのと、しっかりビルドアップできている点は良かった。

吉田は落ち着いているのが良い。


ただ、これだけ相手陣でのゲーム支配が続くと、どうしても相手も慣れてくるわけで、

最後の5分でやっと、吉田が上がってパワープレイだったけど、
トゥーリオと中澤だったら、普通に交代でエリア前まで上がって行くような相手だわなヨルダンは。

まあ初戦で初コンビでそこまで求めるのは酷、、、いやあ酷じゃないよね。

特に今野はそれができるし。

あとは、やっぱり本田さんなんでしょうね。
うーん本田さんはあの強引なドリブルをしないんであれば、ボランチをやった方が、能力を最大限に活かせると思うんだけど。

香川のサッカーを最大限に活かす意味でも、香川と同等に動ける選手じゃないと、あのトップ下のポジションはダメだと思うけどナー。

こんなにも左右のトップ下を固定するのであれば、どちらかには本職のウインガーを起用しないと、繋ぐだけのサッカーになりがち、というかなっていたし。

そういう意味では、交替に出てくる選手が、相手を一人でも抜き去るような選手がいないことに気づく。

こんだけ引かれてるんだから、当然運動量を上げていくことも必要だけど、普通に1対1で勝てる交替選手はいないとマズイわな。

金崎・田中達也小野裕二・宇佐美・山岸などなど、(一応家長も・・)

結構選ばれてない選手でも、いやー明らかに宇佐美なんかは、このメンバーなら選んでおくべきなような。


あとは李くんがねえ。あのコボレ玉を押し込んでれば、ヒーローになれたけど、ちょっと回りが活かし方をまだわかってない感じかな。
ワンタッチワンタッチ、でするする抜けていくよのプレーがでれば、また違うんだろうけど。

そして意外に前田はよかったと思うんだけどなあ。
しっかりボールが落ち着いていたし、基本真ん中は俺がいるって感じで、何とか動いてボールを引き出そうとしてたように見えたけど。

やっぱり、ドリブル・ドリブル・ワンツー・更にスリーで崩すってとこまでコンビネーションを高めないとなかなか崩せないだろう。

あ、吉田のゴールの瞬間は明らかにヨルダン集中してなかった。
あれはまさにドーハの日本状態だけど、最後まで丁寧にあーいうプレーで追いつけるようになったのは、まあ強くなってるんじゃないかと思った。